聖なる奇跡の寺院の釈迦牟尼仏殿で、観音菩薩法会が開催されました。写真提供:ジョイス・リー
観音菩薩の聖誕を祝うため、仏教徒と地元の住民がカリフォルニア州パサデナの聖なる奇跡の寺院に集まり、観音菩薩法会が行われました。2024 年 3 月 17 日に釈迦牟尼仏殿で開催されたこのイベントは、世界仏教協会本部、聖なる奇跡の寺院、そしてサンガーミッションの共同の取り組みでした。
華蔵寺の住職である如尊若慧師によって主宰され、覚慧法師と妙空法師によって共同で導かれたこの法会は、聖なる導師、高僧、専念する修行僧などが一堂に会しました。彼らの共通の目的は、観音菩薩に敬意を表することであり、その無限の慈悲と愛の心は、時代を超えて無数の存在にとって希望の灯台となってきました。
聖なる奇跡の寺院の釈迦牟尼仏殿で観音菩薩法会が開催されました。写真提供:ジョイス・リー
観音菩薩は、深い慈悲と全生命の苦しみを和らげるための断固たる決意で崇敬されています。仏教の経典によれば、観音菩薩は数え切れないほどの昔に仏果を得ており、正法明如来として知られています。観音菩薩は聖なる誓願と菩提心によって、必要な人々を助け、苦しみから衆生を救うために菩薩として現れます。観音菩薩は最も影響力のある仏陀経「般若波羅蜜多心経」を説き、仏陀の深い知恵を具現化し、般若の意味を示しています。
観音菩薩の大いなる慈悲、至高の知恵、深い力、そして慈愛を称えながら、法会ではドルジェ・チャン・ブッダ 3 世によって「修行とは何か」という経典で明らかにされた菩提心の意義についても考察されました。彼は「菩提心の広い意味は、大いなる慈悲から生じる生命を救うための大乗法のすべてと、菩薩の悟りの段階に到達するための原因を含んでいます。」と伝えました。この慈悲に根ざした行動の本質は、参加者に深く共鳴し、無私と悟りへの献身を強化しました。
法会では、「観音菩薩普門品」からの一節が朗読され、観音菩薩の美徳と深い知恵が称えられました。参加者は仏陀への食事の供養などの実践を行い、幸福、繁栄、幸運と知恵の増進のための祝福を求めました。集まった人々はまた、世界平和の継続、災害の停止、そして繁栄、健康、長寿を全ての人々に祈願しました。
お香の香りが寺院に漂い、讃えの声が広がる中、参加者は観音菩薩が提唱する慈悲と共感の深い教えを思い出しました。この儀式は、信仰の変容力を思い起こさせ、法の祝祭においてあらゆる人々を結びつけました。