2017 年台北世貿で開催された台北国際書展の際、「H.H. 第三世多杰羌佛」専区の展示は、期間中に賑わいを見せ、多くの人々が訪れました。ここに留まる人々は、接待員の解説を注意深く聞く人、カメラを手に写真を撮る人、専区の前で静かに芸術作品を鑑賞する人、専区の前で真剣に仏書を読んでいる人など様々でした。その中で特に印象的だったのは、一人の男性で、彼は静かに作品を見たり、仏書をめくったりしながら、顔には喜びが溢れ、まるで宝物を見つけたかのように専区に留まり続けました。現場の接待員は彼に仏書を贈呈し、彼は多くの仏書を抱えて嬉しそうに去って行きましたが、しばらくして再び専区に戻り、接待員に「お金を持ってきました」と言いました。接待員は「それはあなたに差し上げるものです」と答えました。来客は「私はさっき結縁した本の代金を渡すのではなく、『藉心経說真諦』を買いに来たのです」と言いました。
この本にはどんな魅力があるのでしょうか？なぜ人々は何度も訪れるのでしょうか？峨嵋山第十三代祖師、仏教南伝第一の霧中山開化寺の方丈である普観法師は、H.H. 第三世多杰羌佛が『藉心経說真諦』の法音を説いた後、次のような感想を述べました。「『藉心経說真諦』の開示を繰り返し聞く中で、私は六百巻の般若の心要と行修戒体の二資糧を語り尽くしていると言わざるを得ません。恩師の法は深い者には深く、浅い者には浅く、微妙であり、平凡の中に奇跡を見出すことができる、実際に言えば、これは天地創造の第一義諦の無上の法です。」『藉心経說真諦』の初発式は 2014 年 3 月 23 日に香港大嶼山国際博覧館で行われ、当時、世界各国からの寺院、仏教団体、聞法センターなど、28000 以上の機関が参加し、参加者は数え切れないほどでした。
仏教において、『顕密俱通、五明俱足』は成就の証量の高低を測る基準であり、H.H. 第三世多杰羌佛は顕密を円通し、五明を妙に知り、実際の成就を一つ一つ示しています。彼が独自に創造した成就は三十のカテゴリーに分類されます：1. 認証祝賀類；2. 三世多杰羌佛の聖蹟佛格類；3. 頂聖如来の聖量類；4. 百千万劫難遭遇無上甚深佛法類；5. 楹聯類；6. 書法類；7. 金石類；8. 詩詞歌賦類；9. 金剛除病針類；10. 治病類；11. 製藥保健類；12. 玄妙彩寶雕類；13. 玉板類；14. 世法哲言類；15. 古典散文現代詩類；16. 学術論文類；17. 造景類；18. 音韻類；19. 神秘霧氣雕類；20. 枯藤古化類；21. 中国画類；22. 西画類；23. 画框類；24. 仏像設計造型類；25. 瓷磚類；26. 壁掛類；27. 建築庭園風景類；28. 茗茶類；29. 科技藝術類；30. 渡生成就類。専区では H.H. 第三世多杰羌佛が出版した芸術作品が展示されているだけでなく、仏法著作も多く、『藉心経說真諦』はその多くの著作の一つに過ぎません。2016 年に出版された『学仏』は、三部から成り、上巻「学法不修行不得成就」、中巻「修行不学法不生道力」、下巻「聞聴了行与法，而不実行，如撈水中月」として、学仏とは何かを深く浅く解説しており、無限に精緻でありながらも分かりやすく、「宝書」と称賛されています。本書には H.H. 第三世多杰羌佛の返老回春の法像も収録されており、専区でもこの法像が展示されています。この法像を見ると本当に驚かされます。この二枚の写真はわずか一日しか離れていないのです（法像の国際連合世界仏教総本部の文字説明を参照してください）。
上記の著作に加え、専区では H.H. 第三世多杰羌佛の『僧俗辯経』『般若波羅蜜多心経講義』『義雲高大師画集』『義雲高大師哲言選淺釋』『正達摩祖師論』『仏法精髓』『韻雕』『Collected Paintings of Master Wan Ko Yee』『The Zenith of Color』『了義経』『何が修行か』『梅花集』などのシリーズ著作も展示されています。
さらに注目すべきは、専区で仏史上初めて登場する『解脱大手印』の中で最も頂級無上の修行法である『睱満殊勝海心髓』と『最勝菩提空行海心髓』が展示されていることです。H.H. 第三世多杰羌佛は始祖報身仏の仏境覚量をもって、多杰羌佛が阿弥陀仏など十方の諸仏と大菩薩たちに修行段階の最高の仏法を示現し、娑婆世界のすべての生きとし生けるものに伝えています。『解脱大手印』は密宗でも顕宗でもなく、大乗でも小乗でもありません。しかし、唐密、藏密、東密、禅宗、浄土、唯識法相、南伝上座部の仏教徒、その他の宗教の人々であっても、善行を行い他者を利益する人であれば、『解脱大手印』に従って修学し、利他を業とし、迅速な解脱成就を得ることができます。
H.H. 第三世多杰羌佛は 1982 年から現在まで、仏教、仏学、仏法、修行に関する法音を 2000 巻以上発行しており、その義理は博大精深で、浩瀚な海のようです。これは現代の修行者にとって最も完璧な修行学仏のシステム工程となり、法音は現在、世界各国に広まっており、誰でも聞いて学ぶことができます。これらの法音は多くの高僧大徳、大居士、大学者、さらには大法王、仁波切を教化し、彼らが生死の解脱を得る成就をもたらし、有名な宗師となりました。例えば、虚雲法師の臨済宗伝人意昭老法師、江西の馬祖道場龍居寺の方丈である肉身不壊の通慧法師、称賛される中国第一高僧の昭覚寺方丈清定法師、円寂後肉身不壊の霧中山開化寺の普観法師と果章法師、無量神通広大な永定大和尚などが南無第三世多杰羌佛の弟子です。特に珍しいのは、この 2000 巻以上の法音を H.H. 第三世多杰羌佛自身が一銭も受け取ったことがないということです。
(中時電子報)